交流会の記録

2018/10/17

桂米團治 & 古今亭志ん輔 交流会

桂米團治師匠、古今亭志ん輔師匠をお迎えして、10月13日㈯17時50分から9階多目的ルームで35名が参加し友の会交流会を開催しました。
両師匠は能楽堂での熱演を終えてお疲れのところでしたが、引き続き興味深い話を分かり易くご披露してくださいました。その要点をご紹介します。

<上方落語と江戸落語の違い>
・落語のはじまりのころ寄席を設けた場所
上方:神社、仏閣、大道に建てた小屋
江戸:蕎麦屋の二階、お風呂屋、室内
・音曲
上方:道を歩いているお客様を小屋へと呼び込むために音曲を使った
江戸:音曲は使わなかった

<文化・文政時代>
・江戸の庶民文化が最も大きな花を咲かせた時代
・この時代に現代とほぼ同様の寄席の形態ができあがった
・多くの落語家を輩出した
・彼らは独自に芸を磨きエンターテインメント性も高いレベルへに引き上げた

<古典落語の演出>
・古典落語は、演じる落語家により演出は少し変わる
・志ん輔師匠のお話では、今日の佐平次の演出は、豊田市能楽堂が初であったとのこと
(本日のお客様は、貴重な瞬間に立ち会うことができた訳ですね)
・志ん輔師匠は、演出は腹の底から腑に落ちるようにやりたいので大変苦心をされてるとのこと

米團治師匠のお話はさまざまな方向へ話は発展し、上方落語と江戸落語の違いに留まらず、なんと音楽家ハイドンが活躍した時代と落語が発展した時代が同じであったと聞き驚きでした。

30分余りの交流会でしたが、両師匠のお話につい引き込まれて何度も笑ってしまいました。名残惜しかったですが、とても楽しい交流会になりました。お二人の師匠方に感謝いたします。